標高の高いところはすっかり紅葉が進みました。
今年は蔵王周辺の高山の紅葉がイマイチだったと、蔵王に勤める知り合いから伺っておりました。
確かに、私の住む麓から見上げる東蔵王、"燃えるような紅葉" を見かけず終わってしまった感があります。
それでも、1000m前後の雑山はとてもいい色付きをしているなと、ちょっと紅葉狩りにお出かけ。
たくさんの樹種が目を潤わせてくれました。
いろんな色、紅葉のすすみ具合が入り交ざって複雑な模様を描いてくれます。
ミズナラ。
個人的には茶・赤・気、様々な色を見せてくれるミズナラがお気に入り。
趣味の原木栽培で、榾木原木として有効に活用できていることもお気に入りの理由かもしれませんw
カエデ。
カエデ類は種類が多くて判別に困ります。ウリハダカエデ、イタヤカエデはわかるようになりました。
イタヤカエデはナメコの原木に最適だということは周知しているのですが、未だ植菌する機会が訪れず。
メープルシロップが作れるし、材の色もキレイ。
原木にも最適だし紅葉もキレイ、といいとこどりのイタヤ。
雑木山をさまよっているといろんな考えが浮かんでくる。
標高800前後のこのあたりももうじき降雪があるでしょう。 来年の芽吹きの時期にまた訪れてみたい林道でした。